筑穂(ちくほ)って?

福岡県 飯塚市 筑穂

旧筑穂町は、福岡県のほぼ中心部、筑豊地方南部に位置していた町です。
1997年、国土地理院の発表により福岡県の重心地が町内にあることが分かり、『福岡県のへそ』にちなんだ「これが筑穂へそ音頭」を作って町おこしをしていました。

 

江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、また近代に入ると石炭産業で隆盛を誇りました。長崎街道は砂糖の流通経路でもあったため、『シュガーロード』と呼ばれており、筑穂には『内野宿(うちのじゅく)』という宿場町がありました。

 

日本の日の丸の旗は、かつて茜草(あかねそう)と呼ばれる植物で染められていました。旧筑穂町の山口地区では『筑前茜染』で染められた日本最初の日の丸がつくられ、以降、明治時代に化学染料が用いられるまでは山口地区で日の丸は染められていました。第2次世界大戦前にその『筑前茜染』の歴史は途絶えてしまいましたが、現在ではまた復活させようと有志が集まって活動を続けています。

 

筑豊内にはお菓子やケーキで有名な『さかえ屋』や、「チロリアン」や「ひよこ饅頭」で有名な『千鳥屋本家』など、スイーツのお店がたくさんあります。また、筑豊はホルモン発祥の地としても有名です。福岡県で唯一の『オートレース場』もあります。

 

観光名所としては、筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門と歌人柳原白蓮が過ごした邸宅で、日本建築の粋を集めてどの部屋も細部にまでこだわっており華麗で贅を尽くした屋敷に仕上げられている『旧伊藤伝右衛門邸』は立派な日本庭園でも有名です。また、自民党麻生太郎氏の実家である『麻生邸』、炭鉱の石炭のカスが積み上げられ、長い年月を経て緑に覆われた『ボタ山』など、様々なスポットが点在しています。2006年3月、飯塚市・穂波町・庄内町・頴田町の1市4町と合併して飯塚市となっています。

 

人情味溢れる市民性で、環境としては山間部や農地が多く、豊かな自然に囲まれており、博多駅からJRの快速電車で約30分(車で約50分程度)立地が良くて地価も安いため、近年では福岡市のベッドタウンとしての役割も担っています。

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